ペットのおかずを「そもそも必要なのか?」といったお問い合わせは多いです。
ドライフードが「総合栄養食」なら、与える食事としてはドライフードのみで問題なく、おかずはなくてもいいのでは?そう考える人が多いようです。
結論から言えば、総合栄養食は必要最低限な栄養が入っておりますが、おかずを必要なタンパク質としてトッピングしてほしいと考えています。
犬や、ヒトより多くのタンパクを必要とします。
愛犬には、良質なタンパクを与えたいですよね。
良質なタンパクは主に肉類と魚から摂取できます。
当店のフードは、ドライフードに魚(アジ)を使っています。
人が食べる部位を除いた商品は取り扱っていません。
大半のドライフードは肉骨粉で我々がスーパーで買ってくる食材とは全く違います。
人が食べる部位を抜き取ったプロダクトを乾燥、粉化したものです。
また、ワンちゃんには食べ物に対する好みがあり、食事をより楽しいものにするためには、たまには好きな食べ物を与える必要があります。
いくら栄養バランスがいいからといって、総合栄養食ばかりを与えていたのでは、食事での喜びが増えません。食事が単調になると、ストレスを感じる犬も多くいます。ストレスを与えることにより、体調を崩し病気がちになる場合があり、活力すらも奪ってしまいます。「栄養バランス」のみを重視することが健康につながるわけではないということを覚えておいてください。
総合栄養食だけでも犬は困りませんし、それが当たり前だと思ってくれますが、愛犬にはたくさんの喜びを知ってもらいたいですよね。総合栄養食は体を満たしてくれますが、心までは満たしてくれません。心を満たすためにおかずはとても重要な役割を果たすことになります。
かわいいペット達には、ただ単にドライをザラザラ与えるだけでなく、ごはんとおかずという「食事」として与えてほしいと考えています。